衆院選も終わりました
自民党が単独過半数を取って選挙も終わりました。幹事長の交代など自民党内部も動きはあるようですが、一般庶民からすると特に変わり映えの無い日常という感じです。割と古株の議員さんが落選されたりという事もあったので、若返り等々自民党内で出てくるんですかね。
政権選択選挙という事でしたが、だいたいどこの選挙区も自民と立民の候補者しかいないと選択しようがないというのも一つありそうでしたけども。国政選挙もどういった仕組みが良いのか難しいですね。政治に期待できないというのもあるんでしょうが投票率も相変わらずという感じですし。
早速、成長と分配が話題になっています。限られた財源の中でどうやるのか分かりませんが、開票番組を見ていたらとある方が欲しい物が無いのにどうやって成長させるんだっておっしゃってまして、確かにそうだなと思った次第です。
古くはテレビ、洗濯機、冷蔵庫、今ではどの家庭にもある物が無かった時代には購買意欲に一生懸命働いてという事がありましたが、一通り揃えてしまうと使える間は買い替える事も無いかと、購買意欲は無くなりますよね。
テレビにせよ、冷蔵庫、洗濯機共に新たな付加価値を付けようと努力はしてきましたが、どうも蛇足的な物が多く、それこそ一昔前には3Dテレビなるものもありましたが結局定着しなかったし、いまや無くなってしまった物も多かったように思います。
作り手としては欲しくなるような物を開発しているんですが、実際のところ無理して欲しい物ではない、代替が利く物ばっかりというのも実際のところのような気がします。
給料が上がらないから不要な物は買わず、必要最低限で生きている人も多いでしょうし、戦後から昭和、平成と経て庶民も生き方が上手になったという事になるんですかね。買う人はいないけれども、売らないといけないというのは現代社会の歪なのかもしれません。
いずれにせよ、資本主義の世界では泳ぎ続けるマグロの如く経済成長し続けなければ死んでしまうので、政治の人々にも頑張ってもらいたいと思う次第です。