6月に入りました

金曜日は関東も凄い雨で、普段聞かないような警報が沢山出てましたね。台風が過ぎて天気の方は戻ってきましたが、暑い日曜日となりました。

ここのところ、また話題に事足りない感じになってますが、昭和のスターがお亡くなりになったり、時代の移り変わりを意識しますね。

時折、昭和はこんな時代だったとテレビでやってたりしますが、当時に比べるといまやだいぶ変わりましたね。いずれ昭和も、江戸時代のような扱いの歴史になっていくんですかね。

昭和の時代に比べると、上と下の差が広がって、且つ上の割合が減っているような感じは受けますね。当時から上と下の差というのは当然あったんでしょうが、より上に入り辛くなったというか、狭き門になっているような感じといいましょうか。

秋葉原の家電屋さんも昔は色々とあったけども、最近はヨドバシ、ビックカメラに統一されてしまったみたいな感じですかね。

結局、サトームセンとかオノデンとかあってもヨドバシで事足りるとか、ヨドバシじゃないと満足できないとか消費者側のニーズで淘汰された結果が、こうなったのかなと思いますが、いたるところで上に残れる人なり組織なりというのは減っている感じがあります。

昭和の時代は色々な物が始まった時代で玉石混合の中で沢山の人が活躍できるチャンスがあったんだと思いますが、平成に入ってインターネットの普及と共に全てが凄まじいスピードで洗練されていって、無駄が削ぎ落された結果という事だと思いますが、逆に新しく始める事も結果を伴う事が必須となって、なかなか実験的な試みは、し辛い時代になっているんだろうなと思います。

権力集中では無いですが、結局、良く分からない人にチャンスを与えて失敗する余裕がなくなった結果、ある程度、無難なラインで確実性のある人に任せざるを得ないというのが実情かも知れません。

で、確実性のある人というのも、昭和の時代に比べると人数が減って、ある特定の数人で回さざるを得ないというのが実情のような気はしますね。

プロレスから格闘技に人気が移行してきたように、よりストイックな世の中になって、色々なことが勝負事になっているのも、助長している感じもします。

勝負事は勝たなければならないなら、勝率の高い人を起用しますよね。勝率は何かと言えば、実績に他ならないわけで、実績のある人とない人どちらを使うかといえば、だいたい皆さん実績ある人を使いますよね。

とはいえ、いずれ実績のある人も年を取って一線から退いていくわけで、その間に新たに実績を積んで後継になる人を育てる事も必要なんですが、目先の売上、利益を考えると、余裕がないというのが問題かなと思いますね。

あと、10年、20年するとまたスキル不足の問題が色々な業界で賑わうようになるかも知れませんね。