農耕民族と狩猟民族

週明け、雨ですが昨日は近畿東海地方も梅雨入りという事で例年よりだいぶ早い梅雨入りのようですね。関東も間もなく梅雨入りのようですので今年はだいぶ早いイメージですね。その分早く明けるといいですが…。

緊急事態宣言の方も、北海道、広島、岡山と地域が広がってきました。東京大阪の新規感染者数が落ち着いてきた感じがありますが、その他地域で移動の影響からか増えてきているようです。

日本のワクチン接種率もまだ上がってこないようですし、今年の秋、冬まで締めたり緩めたりという状況が続きそうですね。

話は変わりますが、最近はジョブ型、メンバーシップ型という単語をよく聞くようになりました。近年は雇用形態も様々となっておりましたが、コロナの影響もありリモートワークなども取り入れられるケースが増え、益々働き方が拡がっている感じですね。

昔から農耕民族と狩猟民族という単語は聞く機会が多かったですが、農耕民族と狩猟民族の大きな違いというのは時間の使い方なのかなと思いました。田畑を耕して種を蒔いて収穫するというのは時間での成果ですよね。自然環境の問題は度外視すると、種を蒔いておけば、時間が経てば実がなるという事だと思います。

一方、狩猟民族については実際に狩るだけですので、時間を掛けたから確実に獲物が獲得できるかというとそういう話では無さそうです。

会社員という働き方も割と農耕民族に近いところがあって時間を掛けると成果が上る正比例で来ていたので終身雇用、定期昇給などが実現できていたところだと思いますが、近年はだいぶ様子が変わって成果報酬という単語が流行った時期もありました。

そもそも会社と製品なりサービスなり有形無形問わず、何かを売って収益を得る仕組みがほとんどだと思いますが、雇用については時間ベースで行わなければならないというところでダブルスタンダートが出来ているのが大きな問題だなと感じます。

時間を掛ければ確実に成果が上がる仕事というのは、コンピューターに置き換えられていくでしょうから、コンピューターを動かすための仕組みやコンピューターを入れる仕組みといった部分で人の力というのが期待される時期に来ているのでしょうね。

その中でアウトソーシングできるところはジョブ型、できないところはメンバーシップ型と雇用形態も変化していくのでしょう。

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