すっかり暖かくなりました
今週は驚くほど暖かくなりましたね。だいぶ色々な花が咲いて、彩が良くなってきました。伴って花粉も増えておりますが、春が近づいている証拠とすれば耐えるべきなのでしょう。桜も急激な気温変化で開花が早まりそうだなんてニュースも流れてましたが、綺麗に長く咲いてもらいたいものです。
コロナの方も感染数の下げ止まりなのか東京で1万人超が続いていますね。まん防が延長という事で、なかなか新しい策も無い状況になっているようですが、ステルスオミクロンの方はどうなっているんですかね?また感染者が急増すると嫌な感じがありますが、そこまで大きな話題になっていないところを見ると静観していても問題無い状況なんですかね。
ニュースの中心はすっかりウクライナとロシアになってしまいましたが、パラリンピック開幕でも終わらないようですね。どうなるんでしょうか。ロシアにしてみれば、ちょっと仕掛ければウクライナ内部が分裂して政権転覆するでしょうくらいでスタートしたような気がしますが、蓋を開けたらウクライナが割と一つにまとまって泥沼のゲリラ化してしまったというところでしょうか。
ウクライナにしてみれば、欧米がガンガン軍隊送って戦争してくれると思っていたところ、直接的な支援も無いため民間人を戦場に投入していくより他無しという事だと思いますが、ニュースを見ているとウクライナの方は捕虜としたロシア兵にロシアのネガティブキャンペーンをさせて士気を落とそうと試みたり、ロシアはウクライナ兵に政権転覆を煽ったりと、インターネットを上手く活用した作戦を展開しているようです。
ウクライナにせよロシアにせよ、全力で攻め切るというよりはある程度追い込んで、最後は内ゲバで勝手に崩壊してもらうのが手が掛からないので、インフラ攻撃を行っているけどインターネットは生かしておくという事ですかね。人間、極限状態になると何を信じるかという事もありますし、心理戦というのは大事な作戦なんでしょうね。
欧米も直接軍隊を送り込むことは無さそうですので、ロシアが一気に攻め切って終わるのか、ウクライナが耐えきるのか分かりませんが、仮にロシアが攻め切った場合、撤退した場合、共に欧米は責任を問うんですかね。どちらにせよロシアの経済制裁など相まって国力としては更に落ちていくのかも知れません。
そうすると中国、ロシアのパワーバランスも一気に逆転して中国の属国としてロシアというポジションになるかも知れませんね。これでアメリカ、中国の新冷戦時代の幕開けとなりそうです。アメリカが1番に居続けるためには中国は邪魔な存在ですので、何をしますかね。向こう数年は危なっかしい状況が続きそうですね。
逆にウクライナのゼレンスキー政権が勝ち残ったらどうなるでしょう?今回、アメリカに焚き付けられて始まった戦争にアメリカは助けてくれないし、ヨーロッパも助けてくれないし、肝心のNATOは入れてくれないしと丸っきり話が違うと怒ってるんじゃないかと思いますが、このまま生き残ってNATOに正式に加盟という感じもないですよね。当然アメリカとの関係も切るでしょうし、ロシアとも近づけない、欧米とも近づけない非常に微妙な国家になりそうですね。
そう考えると、ウクライナの方は全滅するまで欧米は大した支援をしないんだろうなと思います。大人の世界ですね。
大企業なんかでも良くある話ですが、誰の部下になるかで将来のポジションが変わってくるとか、途中で失脚して窓際に追いやられるとか、どこも同じような事をやっているんですね。1人の人間レベルでの話か、国家レベルでの話なのか程度の違いですかね。商売の世界でもやるかやられるかの状況ですので、生温い日本のニュースを見ていると少々不安になりますよね。戦争だとやらなきゃやられるですが、商売だと売れなきゃやられるわけで、やられたくなければやるしかなかったり。
大したことしてないのに甘い誘惑で寄ってくるような人は案外危ない人なのかも知れませんね。3月4月は人の移動も多い時期ですので、4月からの新社会人さんもやらなきゃやられるよ。代わりなんていくらでもいるんだから。というのは知っておいて欲しいですよね。